
【漫画】というテーマはどうしてもやりたくておすすめを紹介したかったんですよ!

いや・・・【HUNTER×HUNTER】は知らない人いないのでは・・・?

ふふふ。僕らの世代で知らない人はいないと思うけど。
HUNTER×HUNTER モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
HUNTER×HUNTERの概要
1998年3月から週刊少年ジャンプで連載を開始。冨樫義博先生による
少年漫画です。
現在は36巻まで発刊されており。少年ジャンプ本誌では休載中です。
非常に多くの読者が楽しみに続きを待っている状態で、
ネット上ではよく休載の話題が上がっており、
【ドラクエ】が発売されればこれが終わるまでは絶対に
連載再開はないなど本編よりもネタになっていることも多い。
こういうことがネタになるのも絶大な人気があるからであり、
早く続きを読みたい読者が話す内容がなくなり
なんでもいいからHUNTER×HUNTERの話をしたい。
本編の話はできないから休載を話題にしよう!というくらい
化け物みたいな人気のマンガです。
ちなみに1998年ということは22年前。
連載開始の時に生まれた人はもうすっかり大人になっている。
ワンピースの連載が1997年7月。
そのわずか8か月後に連載がスタートしているのだが、
そのワンピースは2020年5月現在で96巻まで発刊されている。
どのくらい休載の期間があるのかがわかると思います。
今回お伝えしたいのは休載とはそういうのはいいんです。
もしも。この【HUNTER×HUNTER】の36冊を見たことがない人が
いるのであれば。そんな方に紹介したいからです。
【記憶を消してみたいマンガ】でも必ずといっていいほど
おすすめされるのがこの【HUNTER×HUNTER】ですので。
HUNTER×HUNTERの魅力
HUNTER×HUNTERのおすすめ、考察はそれこそやまほどされており、
僕は少しでも違う視点でおすすめしたいのです。
①群像劇であること
同一の舞台と時間軸で、それぞれ別の人物による 独立した複数の物語が進行する形式の創作作品。
主人公を1人や2人に限定せず、数人のキャラクターのストーリーラインを並行して進行させたり、エピソード毎に異なるキャラクターに焦点を当てるという手法。
またゲームでも本来の主人公以外のキャラクターが主軸となるシナリオも存在する。
ピクシブ百科事典引用
【ゴン】 【キルア】という主人公格がいるのだが
敵役やモブキャラにまで背景があり全てのキャラクターが等しく生きている。
敵役:HUNTER×HUNTERでいう敵役は一般常識の中で
殺人、窃盗など悪とされることを生業としている人達を指している。
一般的なバトル系少年漫画のテンプレとして
主人公がいる→悪いやつがいる→倒す→もっと強い悪いやつがいる→倒す・・・
というのがある。バトルをするのに強いやつ、もしくは悪いやつがいないと
成り立たないのである。
全員主役といってもいいくらいHUNTER×HUNTERの世界でキャラが生きているから
面白いといって良いと思います。
HUNTER×HUNTERの世界ではモブっぽい登場した人物も重要キャラというのは
日常茶飯事です。
②絵が魅力的であること
よくネット上で冨樫義博は絵がうまくないと言う方がいます。
少年ジャンプ本誌での掲載時に下書きによるラフ画が載せられていることが
多かったからでしょうか?
違うんです。とにかく上手いんです。
ここで言う上手いはデッサンでもパースでもない。
だれしも持っている中二病を確実にくすぐってくることです。
描写が細かい、絵として美しいとかではないんです。
表現力がすごいんです。
真似して描きたくなるような、絵が好きな人の本能に刺激してくるような絵。
本当は画像を引用したいのですが、今回はしません。
実際に読んで、見て、感じてほしいと思います。
ちなみに冨樫義博先生の著書に【幽遊白書】というものがあります。
HUNTER×HUNTERよりも前に発刊された全19巻のマンガですが、
こちらもアニメ化もされ2019年に新作アニメやゲームなども出て未だ
人気のあるコンテンツですが、
このころの絵は細かく描写されておりHUNTER×HUNTERとはまた
違った絵柄となっております。
幽★遊★白書 カラー版 19 (ジャンプコミックスDIGITAL)
対してHUNTER×HUNTERの絵というのは、
個人的見解ではトゥーンレンタリング(3Dを2Dに見せる技法)
にちかいのではないかと思います。細かい描写の中から惹かれる線を
残したような絵。
これがHUNTER×HUNTERの第一の魅力だと思います。
③勧善懲悪ではないこと
善良な人や善良な行いを奨励して、悪者や悪い行いを懲こらしめること。
GOO辞書
先ほどもお伝えした、バトル系少年漫画のテンプレ
主人公がいる→悪いやつがいる→倒す→もっと強い悪いやつがいる→倒す・・・
ではないんですよね。
悪役=一般常識に当てはめた悪いことをする人=犯罪
でもHUNTER×HUNTERの世界では主人公も実は地球で言う犯罪を犯してます。
つまりHUNTER×HUNTERの世界では主人公も悪役も同じ価値観の中で生きています。
その中で各キャラクターの信念や、組織の目的、立ち位置で
物語が絡み合っていきます。
主役が悪役を倒すという単純な話ではなくなりそれぞれに背景のあるキャラ達が、
それこそ世界の中で考え、行動しているのです。
登場人物の中に幻影旅団という組織があるのですが、
悪い人たちです。(地球の常識や設定で言うと)
ですがこの同じ価値観の中で際立ったキャラクター達のおかげで
敵役なのですが非常に高い人気を誇っています。
④先がまったく読めないこと
HUNTER×HUNTERはバトル漫画というくくりに入ると思います。
ですが、このバトル漫画のテンプレに、
まったく当てはまらない上、登場人物達が背景を持ちながら自由に動く。
その背景はHUNTER×HUNTER世界の組織や理由として正当であるため
全てが正しく、全てに理由があるため読者としては
こちらが正しい、こちらが間違っているから、
【この正しい方が最終的には勝つんだろうな】という予想ができません。
読めないということは、先が気になって仕方ないですよね。
この気になって仕方ないというのがこのマンガの最大の魅力だと思います。
それで、気になって仕方ないのに新刊が出ない。
しかもいつ出るのかもわからない。
だから休刊というのがこれほど話題になるのですね。
⑤主人公が最強ではないこと
こちらも話の先を読めなくする強い理由だと思います。
もちろん主人公達も非常に才能があり、すごいのですが、
ルーキーの中でとんでもない才能がある。という表現なんです。
普通話を作るのにバトル漫画であれば強い敵を倒すには
その敵を倒す理由を持った主人公を作らないといけないと考えます。
ところがHUNTER×HUNTERは主人公が勝つ必要もないので、
主人公としての他にはない強みを無理して作らなくていいのです。
【なんだかんだやって最後は主人公が勝んでしょ?】
が通用しなくなるのがこの手法なんですね。
まとめ
できるだけ内容を話すことなく、画像もできるだけ入れずに
HUNTER×HUNTERの魅力を伝えたいと思いこの内容を作成しました。
はじめにお伝えしたように超人気マンガのHUNTER×HUNTERは
多くの人が知っていることだと思います。
しかし、22年という時間が経ち、知らない人も増えているのではないかと思います。
そんな個人的にうらやましい皆さまに少しでも伝わっていればと思います。
冨樫義博先生の作品
幽★遊★白書 カラー版 19 (ジャンプコミックスDIGITAL)
HUNTER×HUNTER モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
他にもおすすめが多数あります。気になる方はこちらもチェックをお願いします。

コメント