
漫画と言えばバトル!戦闘描写のスゴイ漫画を集めました
バトル漫画の醍醐味といえば、やはりバトル自体の描写につきると思います。
特に少年漫画では、まったく違うジャンルからバトル漫画へ移行することも珍しくないくらいバトルというのはマンガと切り離せないものですね。
そこで今回はバトルに焦点を当て、さらにそのバトルの臨場感!
絵の上手さ!楽しさ!それを総合的に分析してオススメしたいと思います。
※マンガ総合の面白さではなく戦闘シーンに特化したおすすめです。
バトル描写のすごいマンガ
現代のマンガでは【能力系マンガ】が主流になっています。
JOJOの奇妙な冒険に代表される、各キャラクターが個別に持っている特殊な能力を活かしてバトルが繰り広げられるマンガです。
この【能力】という部分が何をしているのかわからなければそれだけで読者は置いてけぼりになってしまいます。
それだけバトル漫画は、【わかりやすく】【迫力があり】【納得いく】描写が大事であります。
今回はその点を非常に上手く表現できるマンガを集めて、みなさまにご紹介したいと思いますのでよろしくお願いします。
レビューは個人の感想、感性で表現しております。
全ての方にあてはまらない可能性もありますが、20万冊以上読んだ経験を活かしてオススメしております。
ドラゴンボール

DRAGON BALL STARTER BOOK 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 星9
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
脚本 :☆☆☆☆☆☆☆★★★ 星7
レジェン度 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
どの世代の方も一度は聞いたことがあると思う、現代に続く名作です。
【かめはめ波】に代表されるエネルギーを飛ばす描写をメジャーにしたのは間違いなくドラゴンボールです。
鳥山明先生のすごいところは今でも絵のデフォルメ化をさせたら天下一品というところ。
バトル表現も何をしているかわかりやすくなおかつ迫力があるというまさにバトル漫画のレジェンドであると言えます。

幽遊白書

幽★遊★白書 19 (ジャンプコミックスDIGITAL)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 星9
脚本 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 星9
中二度 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
連載当時トーナメント戦が主流で、まだ能力戦と言えばジョジョの奇妙な冒険くらいの時に斬新な戦闘描写、中二心を最大限引き出す設定で全19巻にまとめられた濃すぎる内容は多くの漫画家に影響を与えた。
現在連載中のHUNTER×HUNTERも絶大な人気を誇るが、それ以前に書かれた幽遊白書は冨樫先生のストーリーテラーの原点と言っても良いマンガ。
戦闘描写で言えば飛影×時雨が一押し。最高にかっこいいです。

NARUTO

NARUTO―ナルト― モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 星9
脚本 :☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
少年漫画度 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
構図が非常に上手いと評判。マンガでアニメのように動きを表現している。
1つのシーンを様々な角度で表現することでも有名。
服装や髪もシンプルでバトルシーンでは何をしているのか非常にわかりやすい。
写輪眼など、目の忍術も多数あり、設定も優秀で中二病を引き出してくれる。
設定と戦闘描写、目の能力で人気が出た忍者?マンガ。
全72巻とかなり長めで途中間延びした感はあるが一気に読むとやはり面白い。

七つの大罪

七つの大罪(1) (週刊少年マガジンコミックス)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
脚本 :☆☆☆☆☆☆☆★★★ 星7
面白さ :☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
場面の広さをうまく表現し、戦闘の規模やパワーをわかりやすく描写している。
ドラゴンボールの影響をうまく受けているのであろう表現が見られる。
魔人化を黒塗りで表現しており、簡単な描写だが惹かれる描き方をしている。
NARUTOにも言えるが無駄な線を省きながら非常に魅力的な戦闘シーンを見せてくれる。

ベルセルク

ベルセルク 1 (ヤングアニマルコミックス)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
脚本 :☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
進まない度 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
書き込みの量が半端じゃないマンガで、線の量に対して非常に見やすい。
残虐シーンもあり、見る人を選ぶ可能性がある。
剣の重さ、痛さ、絶望感と絵による表現が非常に上手い。
HUNTER×HUNTERとともに死ぬまでに終わらないのではないかと言われている。

ワンパンマン

ワンパンマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
脚本 :☆☆☆☆☆☆☆★★★ 星7
2020絵が上手い:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
2020年現在のマンガ家でトップクラスの絵の上手さを誇る。
何をしているシーンかわかりやすく、動きの表現が魅力的である。
どんな敵もワンパン(一発のパンチ)で倒すという新しい設定で、そこに行くまでの話の流れをうまく使い爽快感のあるシナリオになっている。

グラップラー刃牙

グラップラー刃牙 1 (少年チャンピオン・コミックス)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
画力 :☆☆☆☆☆☆☆★★★ 星7
脚本 :☆☆☆☆☆☆★★★★ 星6
ザ・バトル漫画:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
最も有名な格闘マンガの1つです。地上最強の生物【範馬勇次郎】と息子【刃牙】との戦闘を描くマンガ。
超能力マンガではないのに地震を止めたり、通行人のような第三者によるバトルシーンの説明が有名。
最もワクワクしたのは第二部にあたる【バキ】の対死刑囚たちとの戦闘です。
味方キャラもどちらが勝つのかがわからない戦闘で、ドキドキしながら見ることができる。

天上天下

天上天下 カラー版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆★★★ 星7
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
脚本 :☆☆☆☆☆☆★★★★ 星6
マジ絵上手い :☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 星10
非常に絵が上手い。戦闘シーンも綺麗で、トップクラスの画力を誇るマンガ。
話の内容についてはあまり惹かれないのがもったいなさを感じてしまう。
ところが絵の上手さで最後まで読み通すパワーがこのマンガにはある。
途中から画力がどんどんと上がるのだが、このレベルの絵を連載マンガで描けるのは凄いという感想がまずは出る。

嘘喰い

嘘喰い 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
おすすめレベル:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
画力 :☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
脚本 :☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 星8
独自性 :☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 星9
メインのパートは【ギャンブル】と【バトル】の二つ。
こちらのマンガもどんどん絵が上達していくのだが、バトル描写も惹かれる。
各組織には凄腕の格闘家がおり、【賭郎】と呼ばれる組織の【立会人】たちの戦闘もはらはらして見ることができる。
全体としても非常におすすめのマンガです。

まとめ
今回ご紹介のマンガは、オススメばかりです。
超有名マンガも含めて、本当に戦闘描写に特化したものでのオススメです。
バトルマンガ好きには是非読んで頂きたいと思います。

ただ面白いマンガではなく、本当に戦闘シーンに特化したものを紹介しています。絵の上手さ、描写のすごさを是非ご覧ください。
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